要介護者に喜ばれる介護食をつくるための心得とは!?

そのまま介護食になり得る食材もある

介護食だからがんばってつくらなきゃと一生懸命になりすぎていませんか。在宅介護は食事だけでなく、さまざまな介助が必要で上手に向き合っていかなければなりませんから、ひとつひとつのコツをおさえておくと気持ちも体力的にもラクになりますよ。普段食べている食材のなかには、何も手を加えなくても介護食になる食材があり、例えば、アボカドや温泉卵や生うにです。この食材の固さは、介護食をつくるときの固さや粘度の指針になるので覚えておきましょう。ほかにもバナナやプリン、ネギ抜きのネギトロなどもそのまま介護食で使えますよ。

無理やり介護食にしない

同じ野菜でも果物でも、あるいは魚介類でも、介護食に適した食材とそうでない食材があります。まずはどの食材が適しているのかを知ることからはじめましょう。美味しい介護食は介護食に適した食材からしかつくることはできないのです。例えば、パリパリとした歯ごたえが特徴のたくあんを手間暇かけて強引に介護食にして美味しく食べられるでしょうか。食べる人が喜ぶともおもえませんし、努力の方向性を間違えないようにすることが大切です。出来上がった料理を丸ごとフードプロセッサーにかけるという旧式の介護食の作り方はやめ、食べる人が喜んでくれる介護食を提供しましょう。

理想の調理法や加減をマスターしよう

介護食ではできるだけ新鮮な食材を使用しましょう。これは基本中の基本です。また、調味料はできるだけ良質なものをそろえ、例えば、1本1000円のオリーブオイルと1万円のオリーブオイルとでは含まれる栄養素が格段に違います。おかゆに高価なオリーブオイルをひとふりしただけでも味にも栄養価も違いが出ます。しかし、経済的な問題もあるでしょうから、できる範囲でそろえてみるといいでしょう。また、食べる人が素材の香りを感じられる料理であることはとても重要で、香りの記憶は身体の代謝を促進しますから、理想の調理法や調理加減をマスターしてみましょう。

介護に就職する際には、介護用語やサービス担当者会議での提案など専門性が問われるので勉強することが求められます。