介護食は病人食ではない!!変な常識は今すぐ捨てよう!

治すための食事でなく楽しむために

超高齢化社会に突入した日本では介護という問題は誰しもが経験している、あるいはこれから経験するものです。在宅介護がこれからは増えることはが予想され、そうなると食事の面でも勉強が必要になるでしょう。基本的に介護食は薄味で低カロリーのものが本などでも紹介されていますよね。いわゆる病院食の延長のようなメニューです。しかし、介護食とは病院食でも病人食でもありません。病気が回復する短期間なら薄味であっさりとした食事も我慢できるでしょうが、とくに食事制限されていない要介護者からすれば延々と続くそのような食事ではなく、もっと楽しく、おいしく食事がしたいと願っているのですよ。

食事のとき笑っていますか?

介護者もよかれと思い、一生懸命に栄養計算したり、介護食のレシピ本などをみながら病人食の見本のような介護食を一生懸命つくっても、薄味の食事がいつまで続くんだろうと、要介護者本人の元気がなくなってしまえば元も子もありませんよね。行動範囲も徐々に狭くなってくる高齢者における日々の生活の楽しみの比重は、どんどん食事におかれていくのです。介護食とは治すためのものではなく、どれだけ楽しんでもらえるかが重要でしょう。一途にお世話することが必ずしもいい介護ではなく、まずは肩の力を抜いてみましょう。楽しんで食事をしてもらうには、介護する側も楽しむ余裕がないといけません。食事の時、笑っているか、それが楽しむの基本ですよ。

高齢者は意外とハイカラ好み

介護食を勉強したいけど家族はみんな洋食好きで困っているという人もいます。しかし、これも真面目が故に、高齢者になったら和食でないといけないという固定概念ができてしまっているといえるでしょう。人によって好みはそれぞれですから、子供が必ずしもオムライスやハンバーグが好きでないように、高齢者も必ずしも和食が好みとは限りません。むしろ洋食が大好きなひとも多いのですよ。戦後の日本に上陸した洋食は夢の様に華やかだったため、そのころの記憶や憧れもあるのでしょう。固定概念は捨てて、楽しめる食事に取り組んでみましょう。

介護の派遣先では特別養護老人ホームや老人保健施設、在宅サービスなどサービス種別が多いため希望を伝える必要があります。